これまでは、鍼灸の認知度や需要が高くなかったことから鍼灸師は多くありませんでした。しかし現在では、鍼灸の需要の高まりとともに鍼灸師の数も増え、鍼灸師の活躍のフィールドも拡がっています。また、女性の社会進出や働き方の多様化が進む中で、女性鍼灸師も増えてきています。
日本医学柔整鍼灸専門学校でも、鍼灸学科に入学する女性の割合は直近3年間で1.24倍と増加しており、鍼灸学科在校生の約7割が女性です。年齢も高卒生の方から50代、60代の方までと実にさまざまです。
また、看護師や美容師、保育士や介護福祉士など、既に資格を持って活躍している女性が、これまでのスキルを活かしてキャリアアップを目指すケースも増えてきています。日本医学柔整鍼灸専門学校の夜間部入学生の3人に1人が有資格者の方です。
最近では美容鍼灸や婦人鍼灸など、女性のための鍼灸治療が多く求められる中で、女性鍼灸師のニーズもますます高まっていくでしょう。
