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VOL.4スポーツトレーナーの資格『スポーツトレーナーを目指そう!』

2019/06/24

スポーツトレーナーの資格

 

 

1、はじめに

2020年の東京オリンピック開催を控え、スポーツに関わる仕事はますます注目されています。
その中でもスポーツトレーナーは憧れの仕事であり、人気の職業です。
ではいったいどんな資格と取ったらスポーツトレーナーになれるのでしょうか?
その答は、「スポーツトレーナーに絶対必要な資格はない。」です。
ここでは、実際にスポーツトレーナーとして活躍している人が主にどんな資格を持っているのかご紹介します。

 

2、スポーツトレーナーには、代替医療のできる医療系国家資格取得者が多い

スポーツトレーナーとして仕事をするために絶対に必要な資格はない。というなかで、実際に第一線で活躍するスポーツトレーナーはそのようなスキルや知識を兼ね備えているのでしょうか。
スポーツトレーナーは、スポーツ選手を身体面からサポートするため、基礎医学はもちろん、トレーニング理論から体調管理に至るまで幅広い専門知識が必要です。
外傷に対する対応を求められることが多いため、実際にスポーツトレーナーとして働いている人は代替医療のできる医療系国家資格取得者が多いのです。

【代替医療ができる国家資格】
①柔道整復師
②鍼灸師
③あん摩マッサージ師
④理学療法士 など

 

3、スポーツトレーナーには民間資格も設けられている

 
スポーツトレーナーの資格としてよく知られているのは、日本体育協会が行う「公認アスレティックトレーナー制度」と、「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会(JATAC)」のものです。
日本体育協会の公認アスレティックトレーナーは、すでにトレーナーとして活動している人については養成講座を受講して、検定試験に合格すれば資格は認められます。
ただし、養成講座を受講するには、各都道府県の体育協会や、各スポーツ協会の推薦が必要です。
また、これからアスレティックトレーナーになりたい人は、日本体育協会認定の専門学校や大学を卒業して、検定試験に合格する必要があります。
「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会」は、もともと柔道整復師の団体が中心となって設立されました。
スポーツ障害の悪化を防ぎ、スポーツ活動の発展に寄与する団体です。

柔道整復師のように医療系国家資格を取得するか、スポーツ科学の専門科目の単位を取得するか、指定の専門学校や大学や大学院を卒業して、所定の臨床医療系科目の単位を取得すると、「認定アスレティックトレーナー(JATAC-ATC)」の称号が認められます。

スポーツの本場アメリカでは、「全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)」の公認資格が有名です。
最近では、日本人でもアメリカのトレーナー資格を取得して、キャリアを積み、帰国して日本のプロスポーツチームや社会人チームを専属契約をして活躍しているスポーツトレーナーもいます。

スポーツ選手から信頼されるスポーツトレーナーになるために、資格取得と目指す内容に応じて必要な知識を学び、また経験を積んで自らスキルや実績をあげていくことが、スポーツトレーナーとして成功していく道と言えるでしょう。

 
『スポーツトレーナーを目指そう!』
 VOL.1スポーツトレーナーの仕事 こちら
 VOL.2スポーツトレーナーの種類と仕事 こちら
 VOL.3スポーツトレーナーのやりがい こちら

 
>スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかる こちら

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