【川﨑先生コラム・第2弾】「首のストレッチで!あなたの笑顔が輝く日々を…!!」
2021/01/29
こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。
2021年から、本校柔道整復学科教員によるコラムがスタート!今回は川﨑先生のコラム・第2弾です♪
首のストレッチで!あなたの笑顔が輝く日々を…!!
☆ 首・肩の凝りの原因
首・肩の凝りや痛みは、筋疲労または運動不足、姿勢不良、ストレートネック、なで肩など様々な要因で起こります。
主な症状は、肩こり、首の痛み、頭痛、めまい、ひどい場合には腕のシビレや吐き気などの症状が起こります。
猫背の姿勢、目線が下に向き過ぎる姿勢、長時間同じ姿勢になっていませんか?
生活環境や姿勢を見直してみましょう!!
☆ 首・肩コリは顔のたるみや二重あごの原因に……
首や肩の緊張は、スマホ首だけでなく顔のたるみや二重あごの原因にもなるんです。
首の表面の筋肉は薄い筋膜状になっていて頭皮や顔面の皮膚とつながっています。
筋肉が凝り固まると表情筋のバランスがくずれ「たるみ」の原因となったり、リンパの流れも悪くなり顔の肌色も悪くなって暗い表情になってしまいます。
首のストレッチを行うことで顔もスッキリしてしわも少なくなり、美顔効果?!が期待できます。
☆ 首と頭の関係
首の頸椎は横から見ると前方に緩やかにカーブしていて常に頭部の荷重を受けています。
成人の頭の重さは約 4~6kg(体重の8~13%)あり頸椎のカーブ構造が頭の重量の負担を分散させる働きがあります。
スマホ操作やパソコン作業でうつむいた状態を長時間続けると、頚椎のカーブが直線に近い状態になり、頭が前方へ移動し顎が前に出ます。
そして肩も前に出るような巻き肩姿勢となります。
その結果、筋肉で頭を支えることになり頸椎への衝撃を分散させることができなくなり首や肩に負担がかかってしまいます。
その負担はうつむくだけで、頭の重さの数倍の負荷が首にかかります。
例えば、うつむいた時の首の傾きが30度で約18kg、60度で約27kgの負荷が首にかかります。
重さを想像すると恐ろしいですね~(×_×)
そして、首周辺の血管は、脳に血液を送る重要な部分です。
首の骨が正常な位置にあれば血液はスムーズに流れますが、首周辺の血液循環が悪くなると、脳への酸素も滞り「集中できない、イライラする、頭が痛い」などの症状が出やすくなります。
疲れを残さずリラックスする時間をとるようにしてくださいね。
☆今回は、どこでも手軽にできる首のストレッチをご紹介したいと思います。
スマホ首予防、デスクワークの合間に是非ストレッチをやってみて下さい。
首~肩~上腕~前腕までのストレッチです。頭の重みを利用して伸ばされて心地いいと感じる程度に行いましょう。
Step1.肩甲骨を動かす。
ゆっくりと肩甲骨を動かすように肩をクルクルと回します。
Step2.首の後ろを伸ばす。
頭の重みを利用して背中をピンと伸ばして肩を下に引くように下を向く。
ゆっくり呼吸をしながら下を向き10秒伸ばす。首の後ろから背中まで伸ばしていきます。
Step3.首を真横に倒す。(左右行いましょう。)
1)右手を背中に回して右肩を下に引く様にして頭を左に倒す。
ゆっくり呼吸をしながら真横に倒し10秒伸ばす。
2)左手を背中に回して左肩を下に引く様にして頭を右に倒す。
ゆっくり呼吸をしながら真横に倒し10秒伸ばす。
首から肩まで伸ばしていきます。
Step4.首を斜め前に倒しながら腕を伸ばす。(左右行いましょう。)
1)右手をやや後ろに伸ばして右肩を下に引く様にして頭を左斜め前に倒す。
ゆっくり呼吸をしながら10秒伸ばす。
2)左手をやや後ろに伸ばして左肩を下に引く様にして頭を右斜め前に倒す。
ゆっくり呼吸をしながら真横に倒し10秒伸ばす。
首から肩、上腕まで伸ばしていきます。
Step5.Step4のストレッチを行いながら、
更に手首を反らせて前腕を伸ばします。
首から肩、上腕、前腕まで伸ばしていきます。
(左右行いましょう。)
さあ、早速一緒に試してみましょう!
「こんなストレッチがあったらやってみたい」などのリクエストもお待ちしております♪
(監修/川﨑有子 先生)
柔道整復学科専任教員の川﨑有子です。
いつも患者様に「笑顔で明るく楽しそうに仕事をするね。」と言われます。笑顔は元気の源ですね。
これから花粉症の時期になります。免疫力を落とさないように、バランスの良い食事・睡眠・適度な運動、入浴を心がけてください。
笑うと副交感神経が優位になりリラックスできます。また免疫力も上がります。笑顔+ストレッチでリフレッシュしましょう!!
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